こんにちは。ごしか。です。みなさん冬支度は進んでいますか?僕は、先日スノーボードのワックスがけ第一弾を行いました。全部やりたかったのですが1本で力尽きました。。。
ということで今回はスキー・スノボのワックスの基本的なこと・役割・重要性について解説していきます。
ワックスの種類のお話。
スキー・スノボのワックスは大きく分けて3種類あります。
使用頻度や自分のスタイルによって使い分けてもらえば良いです。
- スプレーワックス
- ペーストワックス
- ホットワックス
スプレー、ペーストワックスは誰でも簡単に塗れますが持続性がありません。
一方ホットワックスは前2つに比べると持続性もあり滑走性も上がります。ただ、専用の道具が必要で一式揃えるのに安いもので1~2万円ほどかかってしまいます。しかも慣れないうちは面倒で(慣れても面倒です。)時間がかかるデメリットがあります。
最初はスプレーワックス、ペーストワックスから入りスノボを愛してきたらホットワックスにシフトしていくのがおすすめです。ワックスが面倒でスノボが嫌いになったら元も子もありませんからね!
僕はシーズン前にホットワックス、シーズン中時間のないときはペーストワックスで代用しています。もちろん時間のある時にはホットワックスをしています。
ワックスの役割って?
ワックスの種類について解説しました。じゃあ何でワックスをかけるんだって思いますよね。
ワックスの役割は大きく分けて3つあります。
- 板の滑走性能アップ。
- 板のクリーニング。
- 板の保護。
滑走性能のアップ。
板の表面は一見つるつるに見えますが実際は無数の小さな穴が開いています。その穴に汚れが入ったり、摩擦によって板が滑らなくなります。
ワックスをかけることで穴の中にワックスが入り、表面がワックスでコーティングされるので摩擦が減り板が走るようになるというイメージです。
よく初心者の方で「ワックスかけると滑って怖い。」という声を聞きます。もちろんワックスをかけると滑りますがそれ以上に操作性がアップするので上達も早くなります。自転車のチェーンが回りにくくなったら油をさしますよね?そうするとスムーズに漕げるようになります。スノボも一緒です。滑らない板は操作性が落ちて思うように動かせません。初心者こそワックスがけを怠らないでほしいと僕は思います。
板のクリーニング。
雪は見た目以上に汚れています。滑ったら当然板は汚れてしまします。ホットワックスをかけてもワックスが取れてしまいます。そこでホットワックスを使って板のクリーニングを行います。穴に入った汚れをワックスで絡めとるイメージです。ホットワックスの工程の中にはブラシをかける作業があります。ブラシで古いワックスや汚れをかきだします。
ホットワックスを剥がす工程をスクレーピングといいますが、スクレーピングとブラッシングをすることによって、ソールの毛羽立ちもとることが出来ます。
ホットワックスはクリーニングの役割も果たしますが、スプレーワックスやペーストワックス単体ではクリーニングは出来ません。その場合はリムーバーといって板のクリーニング用の溶剤が売っているのでブラシと併用しましょう。
板の保護。
シーズンが終わったら板をどのように保管していますか?滑りっぱなしのまま保管してしまうと翌シーズンにはソールが毛羽立ち、酸化して真っ白くなってしまいます。そこでワックスの出番です。
ペーストワックスでもしないよりはいいですが、ホットワックスが好ましいです。本来ならワックスは塗った後剥がしますが、保管するときは剥がさずに塗りっぱなしにします。そうすることでワックスがソールを外気から守ってくれて酸化を防ぎます。
以上3つがワックスの主な役割になります。
板を長持ちさせたい!早く上達したい!そう思うのならば面倒くさがらずにワックスを塗りましょう!チューンナップに出すという手もありますが毎回頼んでいたら時間とお金が無くなります。何より自分でホットワックスをした板には愛着も湧いてきます。
まとめ
- ワックスを塗ると板が走る!
- ワックスを塗ると板が綺麗になる!
- ワックスを塗ると板が長持ちする!
ワックスを塗ったことのないあなたはワックスを塗りましょう!
簡易ワックスしか塗ったことのないあなたはホットワックスを塗りましょう!
シーズン入るまでにはワックスのかけ方についての記事も書きたいと思いますので是非チェックしてください!
みなさん一緒に楽しいスノーシーズンを迎えましょう!!
ごしか。でした。また次回の記事でお会いしましょう!